ヨーコ
昨日の仕事帰りの事だ
私はふと車を路肩に停めて
久しぶりにヨーコに電話をした
食事に誘ってみた
ヨーコはまだ仕事中だった、私はヨーコの勤める会社まで迎えに行った。
少し疲れたヨーコを乗せて車を西梅田に走らせた
ビルの地下の駐車場に車を停めた。
私達は創作料理の美味しいお店で食事をした
その後、夜景の綺麗なビルの最上階にあるバーでお酒を飲んでいた。
テキーラのイッキ飲みだけは止めよう心に決めて
今日はバランタインの12年をロックで飲んでいた。
そこから、記憶が無いのである
ただ、食事してからバーに行くまでもう一軒
リースの飾られた居酒屋に行ったような記憶がかすかにあった。
二日酔いのまま、私は職場近くに車を走らせていた。
店内では、顔色が悪いわねと声をかけられる始末である。
しかし、ヨーコとはどうなったのか思い出せない。
午前中はトイレの往復で見るものすべてがモノクロに見えた。
久しぶりの二日酔いに歳をとった私の身体が悲鳴をあげていた。
今、ラーメンを食べながらこの記事を書いている。
ヨーコ
記憶が飛んだ日。